技術で人を幸せに… “元祖ベンチャー企業”の感動経営

2014/02/27(木)22:30
血圧計や体温計で知られているオムロン。しかし実は、世界初の自動改札機や、券売機、現金自動支払機など、数々の“世界初”を生んできた“元祖ベンチャー企業”だ。そして現在のオムロンの中核ビジネスは、「センサーとコントローラー」の技術にある。あらゆる製造業で使われており、「製造業のための製造業」と言われるほどなのだ。
そんなオムロンの創業理念を象徴する組織が、グループ内にある。「オムロン太陽」という、創業者の立石一真が設立した、部品メーカーだ。そこで働く従業員の多くが障害者であり、彼らをサポートするのはまさにオムロンが開発した機械…。技術で人を幸せにする。不屈の技術集団、その感動経営が明らかに!
<“製造業のための製造業”オムロンの底力>オムロンの家庭用血圧計は、世界シェア約5割と圧倒的な強さを誇るが、ヘルスケア事業は全社売り上げの1割強に過ぎない。オムロンを支える柱の事業は、工場の製造ラインなどに使われる「制御機器」ビジネスなのだ。その「センサーとコントローラー」の技術は、“製造業のための製造業”といわれるほどニッポンのものづくりを支えているのだ。
<「できませんと言うな」創業者の技術者魂>オムロンは、1933年に「立石電機製作所」として大阪で創業。創業者は、電気技師だった立石一真。技術者たちに「できませんと言うな」と言い続けたという。「どうやったらできるのかを考えろ」。その技術者魂でオムロンは様々な製品を開発していく。世界初の「自動改札機」もその一つ。オムロンは、常に「技術で社会課題を解決する」ことを目指してきたのだ。
<技術で人を幸せに…障害者が働く幸せ職場>大分にあるオムロン太陽は、従業員の7割が障害者という電子部品のメーカーだ。そして彼らをサポートする装置をオムロンで開発、ほかの工場と変わらぬ生産性を確保したのだ。技術で人を幸せに…オムロンの理念は今も生き続けている。
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