“快適”技術で町工場が復活!

2017/08/08(火)22:00
今年、新たな快眠グッズが発売された。それは「睡眠用たわし」だ。たわしのトゲトゲが頭皮に適度な刺激を与え、快適な睡眠が得られるという。製造しているのは、和歌山県の老舗たわしメーカー「高田耕造商店」。人気ヘッドスパ専門店に共同開発を持ちかけられ、「睡眠用たわし」を生産。今年3月の発売以来、ネット直販だけで1万個以上が売れた。
累計500万枚以上も売れた大ヒットタオルがある。「エアーかおる」だ。同じボリュームの普通のタオルと比べると、重さは半分。吸水力は50%以上向上。生み出したのは、岐阜県安八町にある「浅野撚糸」。2000年以降、売り上げが激減、従業員を3分の1にリストラし、廃業も迫られた。しかし浅野雅己社長は起死回生の思いで新しい撚糸の開発に取り組み、三重県の老舗タオルメーカーと共同で「エアーかおる」の開発に成功した。日本での大ヒットを受け、浅野社長は海外進出を計画。乗り込んだのは、中国・上海。しかし、そこで難題が立ちはだかった。        
今、知る人ぞ知るすごいスプレーがある。「LSベルハンマー」という潤滑剤を金属部分に吹きかけると、何でも“ツルツル”にしてしまう。スムーズに動かなくなったアルミサッシが、気持ちいいほど滑らかに動くようになる。開発したのは、千葉県松戸市にある「スズキ機工」。2代目の鈴木豊社長は食品製造機械を手がけ、メンテナンスをする中で、市販の潤滑剤に物足りなさを感じていた鈴木社長は、独自の潤滑剤開発を決断。シリーズ累計20万本を売るヒット商品となったベルハンマー潤滑剤。勢いに乗り、鈴木社長は海外進出を計画。そのターゲットは、産業・工業・乗り物大国のアメリカだ。アメリカ進出に向け、鈴木社長は新商品の開発にも着手。しかし、乗り込んだアメリカで待っていたのは、アメリカ製の強力な潤滑剤だった。
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