新春!回転寿司ウォーズ

2018/01/09(火)22:00
回転寿司が生まれて60年。高級な寿司を庶民のものにするシステムは、瞬く間に世界中に広がっていった。しかし、そのシェア争いは熾烈を極め、群雄割拠の戦国時代は終わる気配を見せない。そんな中、2018年に勝負をかける回転寿司チェーンの新戦略を追った!
■ 「国産天然魚」を確保せよ! あきんどスシロー(大阪・吹田市)
 全国に480店舗を展開し、回転寿司業界で売り上げ1位を誇る、スシロー。2017年9月突然のニュースが————。業界5位の元気寿司と経営統合に向けて協議を進めていたのだ。
 そのスシローが、さらなる一手に動き出していた。「羽田市場」と提携し、スシロー全店で国産天然魚を販売しようというのだ。羽田市場は、羽田空港に拠点をもつ鮮魚流通のベンチャー。スシローは、そのネットワークに目をつけたのだ。関東エリア担当の吉田司さんが向かったのは、北海道根室市。年末年始商戦の切り札は見つかるのか?
■ 北陸の王者が挑む! 金沢まいもん寿司(石川・金沢市)
 全国屈指の“回転寿司・激戦区”、石川県金沢市。そこで行列が絶えない人気を誇るのが、「金沢まいもん寿司」だ。ウリは、白身魚の王様「のど黒」、富山湾で取れた「白えび」などの“北陸の幸”。
その「金沢の王者」が次に狙うのが東京。10月末、東京・上野で、東京1号店のオープン準備が始まっていた。指揮をとるのは、営業課長の小池寿夫さん。近年「グルメ系回転寿司」と言われる地方の店が続々と東京に進出、競争が激化している。小池さんも負けじと、金沢ならではの「新たなネタ」の仕入れに動くが…。
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