ここまで進化していた!激安スーパーの秘密

2012/10/09(火)22:00
地元で絶大な人気を誇る福岡・柳川のスーパー「まるまつ」。社長の松岡義一さんはこれまで蓄積してきた客数や天候などのデータをもとに、一日の来客数や品物の売れ行きをピタリと当てることができる。そのため商品の廃棄ロスはほとんどなく、その分価格を安く抑えることが可能になっている。
一方、激安プライベート商品が人気の「トライアルカンパニー」。10年間で売り上げは11倍にまで伸びた。その成長を支えているのが自社で開発したITシステムだ。商品の売り上げ情報や在庫情報に加え、従業員一人一人の仕事のスケジュールを一括して管理する。さらに、小型端末を全従業員に持たせ、無駄のない効率的な業務スケジュールを直接指示することで人件費の削減に結びつけている。実はそのシステムの開発拠点は中国・青島。約600人のエリート中国人技術者がシステムの開発や改善にあたっていた。しかし、成長を続けているトライアルだが、激安プライベート商品の売り上げに陰りも出始めていた。そこで、トライアルは「高品質なプライベート商品」の開発にも乗り出した。これまでの激安路線とは一線を画したプライベートブランドの高級化戦略を追った。
一方、山形県に10店舗を展開する「びっくり市」。食肉や生鮮品など食料品の低価格販売がウリだ。実はこのびっくり市は、1週間のうちたったの3日間しか営業しない。それにもかかわらず、大きな利益を生み出しているという。いったいなぜか。店が休みの日は冷蔵庫や空調を使わないため無駄な光熱費を削減することができるほか、営業日を絞り込むことで人件費を削減することが可能になっているという。また、びっくり市を運営する会社は食肉の卸業務も行っていることから、仕入れた牛を一頭丸ごと無駄なく売り上げることができる。
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