米 FRB 「年内に保有資産縮小」を表明

2017/06/15(木)05:45
FRB連邦準備制度理事会はFOMC=連邦公開市場委員会を開き、大方の予想通り、0.25%の利上げを決めました。FRBはあわせて、年内から保有資産の縮小を始める考えを表明しました。量的緩和政策の結果膨らんでいる保有資産の縮小について、FRBは通常のFOMC声明とは別に行程表を発表しました。それによりますと、満期を迎えた国債の再投資を毎月60億ドルを上限に、またMBS=住宅ローン担保証券などは毎月40億ドルを上限に減額を始め、その1年後には国債の再投資削減額を300億ドル、MBSなどは200億ドルまで段階的に上限額を引き上げる考えです。(イエレン議長)「再投資削減額は非常に小さいとも言えることから将来の金融政策運営の足かせになるとは考えていない」イエレン議長はこのように述べ、資産の縮小と利上げを同じタイミングで進めることは可能だとの見解を示唆しました。このほか、金融政策の運営に大きな影響を与える物価の推移については、「短期的には物価の上昇が鈍っているものの、物価が上がる環境は整っている」と述べました。FRBが保有資産の縮小を正式に表明したことについて、アメリカの専門家は、方針通りに圧縮を進められるかどうかは、物価の行方にかかっているとみています。今後の利上げについて、FOMC参加者の大半が今年はあと1回、そして来年は3回を予想しています。ただ、ドナルド氏は、来年3回の利上げは難しいと分析しています。
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