極寒・強風の平昌に挑む(1) ニッポン選手を守る魔法のウエア

2018/02/07(水)23:15
オリンピックの開催地、韓国・平昌は山間の町で、日中でも気温は氷点下10度以下。選手らは防寒に頭を悩ませています。日本選手団の公式ウエアは、他国の選手に比べ薄く見えますが、「暖かい」と言います。このウエアを手がけたのが、アシックスです。室内や野外など、それぞれの競技会場の環境に合わせ、アウターやインナーを用意。暖かさだけでなく、薄く軽いことが特徴で、スキー板など荷物が多い冬の五輪選手のために、かさばらないウエアにしました。その公式ウエアは神戸にある研究施設で開発されました。「人工気象室」で、平昌とよく似た気象条件を再現し、様々なウエアで人の体温がどう変化するか、1年近く分析しました。その結果「吸湿発熱綿」という特殊素材を、体温が高い背中に使用することで、少ない綿でも暖かいウエアができました。アシックスは2020年東京五輪の公式ウエアも手がけることが決まっており、すでに準備が進んでいます。


取材先

・アシックス

・アシックス スポーツ工学研究所
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