1978年。池袋に当時東洋一の高さを誇るビルサンシャイン60が完成した。その年に生まれたのがエバラ、焼肉のたれ「黄金の味」。実は、エバラの焼肉のたれは、黄金の味が初めてではないという。当時よく食べられていた豚肉は、まだ臭みがあった。そこで発売したのが「焼肉のたれ 醤油味」。醤油ベースの濃い味で肉を漬け込むことで、臭み消しと味付けを両立し、大ヒット。しかし、醤油味のタレには関西では浸透しなかった。そこで創業者の森村國夫は、社員に「飲んでもおいしいたれを作れ」と命じ、生まれたのが3分の1がリンゴなどのフルーツでできた「黄金の味」だった。そのころは、各家庭にホットプレートが普及、また70年代から80年代は牛肉の消費が拡大したこともあり家庭で焼肉を食べる機会も増えた。それを追い風に黄金の味は、関西でもヒット、売り上げは、5年で3倍にまで増えた。その黄金の味が今年初めての大幅にリニューアルした。
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・エバラ食品工業
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