日本酒復権 狙うは世界

2013/05/06(月)23:00
東京・中央区の東京スクエアガーデンにあす、旭酒蔵の日本酒「獺祭」専門のバーがオープンします。獺祭はすべて純米大吟醸で、山口県の小さな酒蔵会社、旭酒造で作られています。この旭酒蔵は4年前から、フランス最高峰のビジネススクールからインターンシップを受け入れ、日本酒づくりを学ばせています。こうしたエリートとつながることは日本酒の輸出で大きなメリットになるのです。日本酒の輸出が伸び続ける中、獺祭も10年前から海外展開を進めていて、現在はおよそ20ヵ国に輸出しています。海外販売の5割近くを占めるのがアメリカ市場です。ニューヨークで唯一の日本酒専門店「SAKAYA」では約150種類の酒があり、日本酒の文化を、客に伝えています。アメリカへの日本酒の輸出は、この10年間でおよそ1.8倍に増えましたが、この店はさらに日本酒の需要が増えると言います。

日本酒を観光資源に活用する取り組みも始まっています。観光庁は3月、酒蔵めぐりで観光客の誘致を目指す協議会を発足させ、外国人の受け入れ態勢を整えています。

それに先駆け、創業225年の歴史を持つ「宗玄酒造」は、日本酒を貯蔵しているトンネルにトロッコを通し、観光客の誘致を狙っています。
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