とことん患者目線で常に進化!人気病院“亀田”の革新経営の全貌

2019/09/05(木)22:00
東京駅から歩いて5分のオフィスビルに、全国から多くの患者が訪れるクリニックがある。
千葉県鴨川市にある亀田総合病院のクリニックだ。
番組では、患者目線を貫く亀田メディカルセンターを2012年にも放送した。
江戸時代から続く「進取の気性」をもつ亀田家。
前回の放送後もさらなる進化を続け、世界初を更新していた。
全国から患者が集まる最先端治療の全貌と、
いよいよ地方の医療格差解消のためにも動き始めた革新経営に迫る。

五輪メダリストも頼る名医!最先端治療に患者続々
東京駅から5分の場所にある亀田京橋クリニック。千葉県鴨川市にある亀田総合病院のサテライトクリニックとして、2013年にオープン。22の診療科を揃えている。元々、質の高い医療を求めて、遠方から来る患者が多かったため、いよいよ東京進出。手術は鴨川の本院で行うが、手術前の診断や治療、手術後のフォローをアクセスの良い京橋で行えば、患者の負担も軽くなる。鴨川からは名医たちが京橋にやってくる。例えば、膝の名医。高齢者だけでなく、五輪メダリストも頼りにする。手術数日本一の再生医療だけでなく患者に合わせた治療で信頼を得ている。また世界初の乳がん治療を行う名医の元には、全国から女性たちがやってくる。理事長の亀田は「鴨川で生き残るには、グローバルな視点がないとダメ。でも世界で生き残るには、ローカルな視点がないとダメ。ローカル&グローバルどちらも重要」と話す。

江戸時代から続く「進取の気性」で世界初を更新!
亀田は、鴨川で江戸時代から11代続く医師の家系に生まれた。亀田家の新しいことに取り組む「進取の気性」を受け継いでいる。リスクを負ってでも、現状にしがみつくことなく新しいことに挑戦する。今では当たり前となっている「電子カルテ」も亀田が世界で初めて開発したものだ。そして今、地方の医療格差、さらには世界の医療格差の解消に向け、世界で初めての取り組みを始めている。亀田京橋クリニックでは、ビデオ会議の真っ最中。デジタル画像を前に、遠隔で議論しているのだ。それが世界に先駆けた取り組み「遠隔デジタル画像診断センター」。京橋にあるセンターには通常は別々に仕事をしている「放射線科医」と「病理医」が合同。これも画期的なことなのだ。海外も含め25施設ほどがネットワークを組んでいる取り組みで、より確度の高い診断ができるようになった。

地元とともに「鴨川を日本一子育てしやすい街に」
医療界に革命を起こしてきた亀田。鴨川を日本一子育てしやすい街にしようという取り組みも画期的。1人の理学療法士が勤務を終えて…向かったのは病院から車で7分。なんと3人の子どもを同じ場所に迎えに来たのだ。一番下は、1歳。子育て世代を支えるこの場所は、3年前に亀田が作った「認定こども園」。0歳児から24時間保育が365日受けられる。そして、亀田ならではのサービス、看護師3人が常駐し、子どもたちの健康管理をしているのだ。放課後の小学生を預かる「学童」もあり、わざわざ東京から移り住んで来た人もいるほど。もちろん亀田関係者以外も利用できる施設となっていて、地元を盛り上げているのだ。
続きを読む