変化を恐れない!食の勇者たち

2020/07/30(木)22:00
今回は、食のエキスパート2社が登場する。「羽田市場」は、北海道や九州などで獲れた魚を空輸、その日のうちにスーパーや飲食店に届ける“鮮魚流通革命”を起こした。しかし、新型コロナの影響で流通がストップする。そんな中、プロが使うグレードの高い魚を、一般の客に業者間価格で販売する「漁師さん応援プロジェクト」を開始、大人気となっていた。いっぽう、世界の選りすぐりの美味で女性が熱狂する食のセレクトショップ「ディーン&デルーカ」だが、やはりコロナ禍で思わぬ事態が起こっていた。国内の逸品発掘で生き残りをかける。変化を恐れない!食の勇者たちに密着する。

漁師たちを救う、美味しいプロジェクト
新型コロナの影響で魚の価格が暴落する。羽田市場の野本代表は、漁師たちの収入を確保するため魚を買い取っていた。しかし、緊急事態宣言で飲食店が次々に自粛、行き場のない魚が羽田市場の倉庫にあふれ、存続の危機に追い込まれる。藁をつかむ思いで始めたのが、簡単に作れるネットショップBASEを使った「漁師さん応援プロジェクト」という魚の販売サイト。これがSNSや口コミで広がり、予想外の大ヒット。さらに東京駅に、新鮮な魚介丼などが格安で食べられる「羽田市場食堂」をオープン、次々と新たな手に打って出ていた。

“食のセレクトショップ”の改革とは!?
女性に大人気の食のセレクトショップ「ディーン&デルーカ」も、新型コロナで思わぬ打撃を受けていた。“ハレの日”に食べる、ちょっと贅沢な食品が多いという理由で、テナントなどから営業自粛を勧められたのだ。そこで横川代表は商品ラインアップを根底から見直す。そして「普段の食事だからこそ、上質なものを家庭で」をテーマに、味噌汁などの日常食の開発に乗り出す。さらにコロナ以前、世界の美味しいものを発掘してきたバイヤーたちも、海外渡航が困難になり、日本国内の“知られざる逸品”の発掘に奔走し始めた。
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