コロナでも大躍進 途上国の雇用守るマザーハウス

2020/11/05(木)22:00
途上国から世界に誇れるブランドを!バングラデシュ製のバッグやスリランカの石を使ったジュエリーなどの製造販売を手掛けるマザーハウス。コロナ禍でも画期的な新商品を次々に開発し、売り上げは前年超えを達成している。その一方で、コロナ感染が相次ぐ途上国で徹底したコロナ対策を実施、従業員たちの雇用を守っていた。

《途上国から世界に誇れるブランドを!》
バングラデシュでのバッグづくりを皮切りに、ネパールのシルクを使ったストール、スリランカの石を使ったジュエリーなど、マザーハウスの途上国でのものづくりは順調に拡大し、現在、生産拠点はアジア6カ国となった。コロナでもその勢いは衰えない。今年8月には、銀座の一等地に新店をオープンした。肩から掛けても、背負っても使えるバッグや600グラムという超軽量の薄型リュックなど、コロナ禍で生まれた新作も大ヒットしている。

《バングラデシュ工場で驚きのコロナ対策》
途上国の工場も、コロナで大きな打撃を受けていた。バングラデシュではおよそ40万人が感染、一時は4000以上のアパレル工場が閉鎖となり、400万人が働けなくなったといわれている。そんな中、マザーハウスは、コロナで一人も解雇していない。稼働率は7割だが、以前と同じ額の給料を払い続けている。さらに工場で働く人々のコロナ対策を徹底、検温・マスク・うがいなどの習慣がないバングラデシュの従業員に感染予防の大切さを訴え、感染から守っていた。

《輪廻転生?古いのに新しいバッグ》
マザーハウスはコロナ禍で、これまでに無かったバッグを生み出した。その名はRINNE(リンネ)。古くなったマザーハウスのバッグを回収、使える皮を切り取って組み合わせ、新たにつくるバッグだ。このバッグの製作をバングラデシュではなく、コロナで仕事の激減した日本の修理工場に依頼、熟練の技術で驚きのバッグを生み出していた。
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