“ご当地ブランド”売り出します!

2015/11/10(火)22:00
百貨店のそごう・西武。苦しむ地方店を活性化させようと、今春、新たなプライベートブランド「エリアモード」を立ち上げた。各店が地元の職人や地場産業と組み、地域色を打ち出した雑貨や衣類を開発し、地域限定で販売するというものだ。こうした地方独特の商品は予想以上の売れ行きを見せた。その成功をうけ、そごう・西武は各地域で開発した商品を東京に集め、大規模なフェアを開催することに決めた。地方発の商品で都心を攻めるという、これまでとは逆のパターンである。地方を救うために開発した商品が、都会の消費者にも受け入れられるのか?百貨店の新たなブランド戦略を追った。一方、都心での販売ルートを持たない全国の中小食品メーカーの商品を、駅ナカなどに構えた小さな店舗で販売しているのが、生産者直売のれん会という会社だ。代表の黒川健太さんは様々なアイデアによって、これまで多くのメーカーの売上アップに貢献してきた。その黒川さんが新たに始めたのが、「特産品ブランド化支援事業」。地域に眠る特産品をブランド化し、地域をまるごとPRしようというものだ。今年8月、ある自治体から新たな依頼が寄せられた。北海道・三笠市。炭鉱の町として栄え、最盛期には6万人を誇った人口も、いまや9000人にまで激減。衰退を続ける町の活性化を図りたいという。現地に足を運んだ黒川さんの目に留まったのが、色鮮やかな“三笠メロン”。地元では特産品として知られているが、全国的にはほとんど無名のものだ。早速、黒川さんはこれまでの事業で構築したネットワークを使い、全国のメーカーに三笠メロンを使った商品開発を依頼した。商品は三笠市の「道の駅」で販売し、さらに東京でも売り出す計画。地方と地方が組んだ新商品は、衰退した町を救うことができるのか?
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