崖っぷち“町工場”の逆襲!

2016/01/19(火)22:00
東京・墨田区の町工場は、45年前に9700社ほどあったが、現在は2800社にまで激減してしまった。そうした状況に危機感をもったのが、「浜野製作所」。板金など金属加工を得意とする町工場だ。下請けだけではこの先立ち行かないと、社長の浜野慶一さんが開設したのが「ガレージ・スミダ」だ。ベンチャー企業の若者など、新たにものづくりを始めたいと考えている人たちを支援する施設だ。墨田区内の町工場が協力して部品の加工を手伝うなど、様々な要望に応えられる仕組みを作っている。ここで新たな製品が生まれれば、町工場の仕事も増えると考えたのだ。そんなガレージ・スミダに、あるベンチャー企業から新たな依頼が舞い込んだ。プロペラがなく、微風でも強風でも発電できるという、次世代型の風力発電機を開発したいという。町工場とベンチャーが組んで挑む“夢の製品”の開発。果たして、実用化できるのか?一方、下請けだけでなく、自社製品も作りたいと考える町工場を支援しようという企業がある。『enmono(エンモノ)』。人気なのが、『自社製品開発セミナー』だ。計48時間にも及ぶ講義を通して、企画から販売戦略、原価計算に売上予想まで、開発に欠かせないノウハウを伝授する。2015年7月。経営に苦しむ町工場の社長が、このセミナーの門を叩いた。富山県で金型製造会社を営む梶川貴子さん。これまで大手メーカー1社に売上の多くを依存してきたが、その会社が海外に生産拠点を移したことで、売上が激減したという。アパレルの専門学校を卒業し、アパレルメーカーに勤務していたという梶川さん。金属削り出し技術をいかして、芸術性のある自社製品を開発することにした。一体、どんなものが完成するのか?
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