女性技術者が現場を変える!

2013/11/19(火)22:00
ヘルメットに作業服姿で働く、土木工事の現場監督。機械を操り、金属を加工する町工場の職人。商品に付けるラベルや荷札を印刷する機械を保守・点検するエンジニア。こうした仕事は、これまで男性のイメージが強かったが、いま、女性の進出がめざましいという。その一方、こうした女性技術者を積極的に活用することで、成果を上げる企業も出てきた。番組では、女性技術者の進出によって、変わりつつある仕事の現場を取材する。

■「ドボジョ」という言葉が流行っている。土木系の仕事に携わる女性のことだという。若い女性向けの雑誌には、「ドボジョ!」というタイトルのマンガが登場し、単行本になるほどの人気となった。いま、実際に土木現場で働く“ドボジョ”が増えている。大成建設では、現場で働く女性の技術者は10年前までほとんどいなかったそうだが、現在は75人が働いているという。男性に交じり、トンネルや高速道路などの土木現場で作業する女性技術者たち。なぜ、彼女たちは土木の仕事を選んだのか?

■約6500軒の町工場がひしめく東大阪。そこに、金属の穴あけを専門とする、小さな町工場がある。そこは、女性だけで立ち上げた町工場で、現在、5人の女性の職人が働いている。チタンなどの硬い金属から、炭素カーボンのような化学材料まで、直径0、1mmほどという細さで穴を開ける。設立してまだ7年だが、技術力と丁寧な仕事ぶりが評判を呼び、いまでは全国に650軒の取引先をもつという。そしていま、彼女たちの技術に注目する海外の企業も現れた。

■商品に付けるラベルや荷札を印刷する機械の保守・点検を業務とするサトーシステムサポートは、去年、女性エンジニアによる保守サービスチームを創設した。この会社の取引先には、アパレル会社や病院など、多くの女性が働く職場もある。男性エンジニアと女性エンジニアが一緒に取引先を訪問すると、顧客に質問されるのは女性の方が圧倒的に多いことに気づき、女性チームを創設することになった。
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