意外なところに外国人・・・新ビジネス現る!

2015/10/13(火)22:00
グルメ情報サイト「ぐるなび」。飲食店のメニュー等のホームページ制作が主な業務だが、実はそれだけにとどまらない。全国の飲食店の価値を高めるため、それぞれの店舗にコンサルティング営業を行っている。その中でも、最近いちばんの課題はインバウンド対応についてだ。「ぐるなび」の多摩地区担当営業・伊東翔磨さんは、東京立川市のある焼肉店から相談を受けていた。「近年の訪日外国人観光客増加に伴い、都心のホテルに外国人旅行者が入りきらなくなっている。その影響で、立川などの郊外の街にも外国人観光客が増えていて、インバウンド対応を迫られている」と。伊東さんが外国人観光客に対応できる武器として考えているのが、「メニュー情報一元変換システム」。日本語でメニューを作ると、ボタン1つで英語や中国語など3カ国語に変換できるシステムだ。このほかにも新たな対策を続々と準備中だという。急増する外国人観光客の影響で「宿不足」だけでなく「バス不足」も起きている。和歌山市にあるバス会社「ユタカ交通」には大阪で観光バスが確保できなかった旅行業者からの配車要請が殺到しているという。ところがそうした配車要請の多くは和歌山市を素通りして大阪に向かってしまう。会社の利益にはなるが地域の利益にならないというのが現状なのだ。この状況を逆手にとって、地方創生のチャンスに変えることができるのではと動き出したのが和歌山市の観光課。和歌山市内のバス会社を利用する団体ツアーが市内観光や地元商店街に立ち寄る“ある仕掛け”を考えたのだ。さっそく市の観光課でインバウンドの誘客を担当する谷口さんは、観光協会の理事でもあるユタカ交通の豊田社長と共同で旅行会社への営業活動を開始した。すると間もなくタイの観光業者から「このプランを利用してみたい」という問い合わせが入った。果たして、彼らの仕掛けは成功するのだろうか?
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