【為替見通し】注目ポイントは「FOMC 7月利下げの地ならしは?」

2019/06/17(月)05:45
1週間の為替相場見通しを予想。オフィスFUKAYA・深谷幸司氏が解説。ドル円相場の予想レンジは107円50銭~109円50銭。引き続き利下げ観測がドルの上値を抑え、また、イランをめぐる地政学的リスクが新たなリスク回避要因として意識されるためドル円相場は上値の重い展開になるとみられる。注目ポイントは「FOMC7月利下げの地ならしは?」。今回の会合では政策変更は予想されていないが、次回7月会合での利下げがどの程度示唆されるのかが焦点。生産や消費は底堅い。雇用増加の勢いはやや鈍っているものの、雇用は引き締まった状況が続いている。当局がいつ予防的に利下げをするのかがポイントだが、現時点では7月の利下げを確定的に示唆するほどの判断は難しいと考えられる。利下げの織り込みについて深谷幸司氏は、市場は利下げを織り込み過ぎているとみている。米国の10年債利回りは2.1を割り込み2年債利回りも1.8%台前半だが、これ以上金利が低下するのは難しいとみられる。そのためFOMCの結果で却ってドル金利が反発しドルが堅調となる可能性もある。今週は引き続き108円台を中心とした値動きと予想されるが、市場の期待や織り込みからするとリスクはむしろややドル高サイドかもしれない。
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