中国・巨大コーヒー市場 その裏側で

2016/05/06(金)23:00
中国・上海では、老若男女を問わずコーヒーを飲む姿がよく見られます。中国では今、空前のコーヒーブームで大手コーヒーチェーンが出店を強化、こだわりのコーヒーを出す独立系カフェも増えています。中国内で生産されるコーヒーの98%は雲南産で、その豆をコーヒーメジャーが買い取っていますが、直接取引のため農家側が期待する価格では買ってもらえない現状もあります。これを打破しようと政府が打ち出したのが「雲南コーヒー交易センター」。雲南省政府と民間企業で立ち上げたコーヒー豆の取引所で、品質に見合った買い取り価格を目指します。一方、その動きに逆行するように、政府関係者から資金援助を受けている企業が、コーヒー豆の投機などを行い巨額の利益を得ています。さらに売れ残った古い豆を海外に売っているのです。巨大化する中国コーヒー市場の行方は、期待と暗雲とが立ち込めています。
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