医療費削減を阻む“もたれ合い”

2015/06/15(月)23:00
国の財政の健全化のためには、医療費の抑制が必要です。しかし睡眠時無呼吸症候群の患者が使うCPAPを巡り、医療費を浪費する業界の“もたれ合い”がWBSの独自取材で見えてきました。CPAPを国内で使うにはレンタル方式が主流で、患者は月1度通院し、医療費の自己負担分約5,000円がかかります。患者の中には、医療費や通院の負担が重いと悩む人もいます。このため個人輸入に踏み切る患者も出てきました。しかし医療機関は個人輸入を積極的にはサポートしていないようです。現役の医師は「CPAPを売るよりも貸し出して収入を得た方が割のいい仕事だからだ」と指摘します。またCPAPの販売会社の元社員は日本は医療機器を輸入・販売するためのコストが高いと訴えます。背景にあるものとして、厚労省所管の独立行政法人が行う審査の方法と、天下りの問題も指摘しました。医療費削減のためには、現在の制度を根本的に見直す必要がありそうです。


取材先

・グッドスリープ・クリニック

・時津風部屋

・CPAP販売会社
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