復活する“日の丸半導体”

2015/12/16(水)23:00
今年で39年目を迎える世界最大級の半導体産業の展示会、セミコンジャパンが開幕しました。半導体業界はコスト競争が激しい上に、大規模な生産設備が必要で日本メーカーが苦戦しています。そこに、これまでの半導体製造の概念を変える画期的な製品が登場しました。産業技術総合研究所が、中小企業150社と共同開発したのはミニマルファブという、半導体製造装置です。大人の身長くらいの小さな装置で、従来の工場に比べ、投資額は1,000分の1、面積は100分の1まで押さえることができるといいます。半導体は、大きなウエハーから、小さな半導体を切り出しますが、ミニマルファブでは1個ずつ半導体を作ります。大量生産の考えを捨て、小型化することで、投資額を減らし、中小企業でも半導体作りを可能にするのです。IoTの時代に、大量多品種の半導体作りに向いているといいます。
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