再生エネ拡大の切り札 レアメタル生む技術に熱視線

2017/11/14(火)23:00
産業革新機構は、QBキャピタルなどと共に、福岡県発のベンチャー「LEシステム」に総額5.8億円を投資すると発表しました。LEシステムは、大型蓄電池「レドックスフロー電池」向けの「バナジウム電解液」を製造しています。レドックスフロー電池は、レアメタルのバナジウムを溶かした電解液を循環させて充電・放電する仕組みで、他の蓄電池と比べて発火の危険性がなく、寿命が長いのが特徴です。太陽光や風力など再生可能エネルギーで発電した際の大容量蓄電池として実用化が進んでいます。ただ、レアメタルのバナジウムを使うため原料コストが高いのがネックでした。そこでLEシステムは、石油を燃料とする火力発電所から出るススから、バナジウムを抽出する独自技術を確立。バナジウム電解液の製造コストを従来の半分ほどにできると言います。今後は量産化に向けて設備投資を進め、2年後には年間50億円の売り上げを目指します。
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