コロナに思う♯10 教育評論家 尾木直樹氏

2020/04/16(木)23:00
各界で活躍する人によるリレーメッセージ「コロナに思う」。今回は教育評論家の尾木直樹氏です。

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皆さんこんばんは。教育評論家の尾木ママです。それにしても本当に大変な事態になりましたよね。特に教育のところで、3月2日から安倍総理が「休校に入る」とおっしゃって本当にバタバタして、全国北海道から与論島まで98.9%の小中高が一斉休校に入ると。こんな大変な事態になるというのは、お父さん達、お母さんさん達も経験してないし、子ども達のストレス、いろいろなものは大変だろうと思います。今年いつから始まれるかわかりませんけれども、いわゆる不登校の子がたくさん出るのではというのを心配しています。

でもね、皆さん、ここからが大事なのですよ。これは、今までの最大のピンチがやってきたのですけれど、ピンチをチャンスに、つまり今そういう試みが、チャンスに切り替えるのが、どんどん始まっているのですね。各教育機関、学校や市単位でオンラインによる授業形態に切り替わり始めたところが次々と出ています。だから、幼稚園でもオンラインでいろいろ授業をやったり、ゲームをやったり、工作をやったりとか、そういう学校という建物、校門をくぐって全員が集まらなくてもやれるのだなという、教育の学び方の多様性が、ぐんと広がったのではないか。

いま、企業でもテレワークが1つのキーワードになっていますけれども、これと同じように学習の場も学校の場も“テレスタディ”が成立するのだということを僕も本当に初めて実感でつかんだのですね。通信機器を最大限に活用すればコロナに打ち勝った授業をやっていくこともできるのだと、新たな展望を切り開いたのではないかと思うのですね。そうなので、皆さん希望を持って、このコロナウイルスは短期間に克服してですね、いまエネルギー、新しい方法を溜め込んだものをすぐに生かして、経済界ではありませんけれども、僕らの教育界でもですね、V字で教育力をアップしていきたいと思います。

皆さん健康に気をつけて、共に頑張りましょう。
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