コロナに思う#38 アレッサンドロ・ヴォルタ高校 ドメニコスキラーチェ校長

2020/06/02(火)23:00
リレーメッセージ「コロナに思う」。今回は深刻な状況の中、休校中の生徒達に送ったメッセージが反響を呼び、書籍化もされた本の著者、アレッサンドロ・ヴォルタ高校・ドメニコスキラーチェ校長。

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日本の皆さんこんにちは。今ミラノにいます。この後、仕事に行くところです。

古典文学はイタリアに限らず日本でも、歴史がある国であればどこでもそうですが、どの時代でも、いつでも私たちに教えをくれるのが特徴です。彼らの言っていることを生徒たちに伝えたかったのは、危機の時代にも恐怖ばかりを持たないでしっかり足を踏ん張るということです。

私たちはライフスタイルにもっと責任を持たなければならなくなるでしょう。特に自然の資源の消費に関してです。私たちは今まで地球を、しぼり取るだけしぼり取れるレモンのように考えていたのかもしれません。人間が森林を侵略していくことで、さまざまな動物から人間への感染の可能性が増えていきます。

このコロナで信じられないことに、イタリア人がきちんと列に並ぶことができるようになりました。1メートルの距離をおいて並べるようになっています。私たちが覚えた新しい技能です。

今回の経験から私たちはもっと責任のある行動をとれるようにならなければいけません。自然や地球資源の消費、他人に対して、より注意深く責任のある行動をとれるようになると良いと思います。
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