臨時休校 休んだ親に賃金助成

2020/03/02(月)16:54
全国の小中学校や高校などでは、きょうから政府の要請を受けた臨時の休校が始まっています。

厚生労働省では、この休校によって仕事を休む保護者への支援策を発表しました。


東京・新宿区にある小学校。

記者「都内では、きょうから多くの学校が休校になっています。生徒の姿はなく閑散としています」

先週の安倍総理の要請を受けて、全国の多くの小・中学校や高校などでは、きょうから休校となりました。

こちらの学童保育には、朝から子どもたちの姿が…。

普段は、午後からオープンするところを、きょうは午前7時半ごろから子どもの受け入れを開始しました。

学校が休みになってどうか
子ども「うれしいけど…」「退屈」
保護者「朝から開けてもらえるということですぐに申し込んだ。(朝から)やってもらえてほっとした」

政府は、共働き家庭などが低学年の子どもを預けられるようにするため、学童保育に対して、原則として開くよう要請しています。

職員「あしたからのシフトは、まだ確定できていない。」


一斉休校をめぐっては、独自の対応に踏み切る自治体も…。

茨城県つくば市では、市内の小中学校について、仕事を休めない保護者の事情などを考慮し、5日までは通常の体制に。
6日以降は、授業を行わないものの、希望すれば登校できることとしました。

「自分たちで選択できるのはいいと思う」

つくば市では、給食についても、保護者の希望を聞いて提供するとしています。

つくば市 五十嵐市長
「(保護者には)医療従事者も非常に多い。仕事を休まざるを得なくなると新型コロナウイルスの対策や、それ以外の医療環境が悪化してしまう懸念がある。全面的な休校は難しいのではないかと判断した。」

一方、厚生労働省は、小学校などの臨時休校によって、仕事を休む保護者への支援策を発表。
保護者に追加の有給休暇を与えた企業に対し、日額8,330円を上限に、休暇中に支払った賃金を助成金として支給します。


また、参議院予算委員会では…。

安倍総理「緊急事態宣言の実施も含め、新型インフルエンザ等対策特別措置法と同等の措置を講ずることが可能となるよう、立法措置を早急にすることとしています」

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、「緊急事態宣言」の実施を可能とする法整備を進める考えを示した安倍総理大臣。

きょうから始まった全国の小・中学校などの一斉休校については、「専門家の意見を伺ったものではない」などと自らの政治決断を強調しました。

こうした安倍総理の姿勢に野党側は…。

立憲民主党 蓮舫氏「イベントとか一斉休校とか全部日替わりで変わってくる、ころころ。あなたの言動が社会とか国民に混乱を招いていると自覚はありますか」

安倍総理「政府として決めたことを私がひっくり返しているわけではない。基本方針の方向性にそって、政治判断を要する判断については責任を持って判断をさせていただいた。」
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